だから、あなたの内なる光が暗くならないように注意しなさい。
人が見て自分で正しいとする道があり、 その終りはついに死にいたる道となるものがある。
これらのものを備えていない者は、盲人であり、近視の者であり、自分の以前の罪がきよめられたことを忘れている者である。
あなたは、自分は富んでいる。豊かになった、なんの不自由もないと言っているが、実は、あなた自身がみじめな者、あわれむべき者、貧しい者、目の見えない者、裸な者であることに気がついていない。
彼らは自ら知者と称しながら、愚かになり、
彼らはむなしい誇を語り、迷いの中に生きている人々の間から、かろうじてのがれてきた者たちを、肉欲と色情とによって誘惑し、
自分の目に自らを知恵ある者とする人を、 あなたは見るか、 彼よりもかえって愚かな人に望みがある。
目はからだのあかりである。だから、あなたの目が澄んでおれば、全身も明るいだろう。
あなたの目は、からだのあかりである。あなたの目が澄んでおれば、全身も明るいが、目がわるければ、からだも暗い。
もし、あなたのからだ全体が明るくて、暗い部分が少しもなければ、ちょうど、あかりが輝いてあなたを照す時のように、全身が明るくなるであろう」。